楳図かずお (わたしは真悟)













ロング・ラブレター~漂流教室~ DVD-BOX
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通常価格:¥23,940


特別価格: ¥5,040


制作国:日本


出演/声の出演 :常盤貴子 窪塚洋介 山下智久 山田孝之 妻夫木聡


吹き替え/字幕

日本語音声/日本語字幕


ディスク枚数:7枚組


ロング・ラブレター~漂流教室~ DVD-BOX







わたしは真悟



楳図ワールドのロボット物???



へび女的なものを期待して読むと、ある意味ちょっとがっかりするかもしれない。



この発想。

この展開。

まさしく楳図ワールド!・・・

次に何が起こるか予想が出来ない面白さ。

悟とまりんが東京タワーに上っていく時の不安定な構図による、めまいさえ感じられるような怖さ。

「恐怖」って言うのは何か分からないものへの恐怖以外にも、高い所にいる恐怖というのもあるんだなー・・・なんて思いながら、読んだのだが、高所恐怖症の人にはあのページを読むのは大変だったろうと思う。(笑)



ランドセル>>まりんが両親に連れられて飛行機でイギリスに行く時、ランドセルを背負ったままなんだけど、よく考えると普通それはしないでしょう。

その後、両親の元から逃げ出してさとるの所に行き、一緒に東京タワーに上る時もランドセルを背負ったまま。

邪魔にならないのかなー?と思っていると、怖がるまりんを落ち着かせる為のラジオも入っているし、30cmの高さを補う為にランドセルの上に乗るという重要な役割を担っている。

・・・もしかしてランドセルは非常に重要な小道具??

ランドセルは「子ども」の象徴であって、それを踏み越えるという事は、大人になる一歩を踏み出した。・・・という事を表しているのかもしれない。



「真悟」は初め「真理を悟るもの」という意味だと思ったが、少女の名前を「真理」にせずに「真鈴(まりん)」にしたということは、「真に悟ったもの」という意味なのか?

・・・では「鈴」の意味は?

扉絵の少女と少年。あれは一体何を意味するのか?まりんとさとるではなさそうだし・・・。

誰でもが「まりん」であり「さとる」である。というメッセージなのか?

しかし、どれも少年が少女より先にいる構図なのが少し気になる。男はいつも女をリードしていかなければならない。という意味ならちょっとイヤだな・・・と思う。

東京タワーに二人で上る時もいつもさとるが先だったけど、まりんを先にして、もしも足を滑らした時に下からささえる方がいいのでは?・・・とちょっと思ったのだが・・・?



まりんが大人になった瞬間から真悟にはまりんの姿が見えなくなってしまう。

子どもの純粋さが無くなればもう、「つまらない、ただの大人」でしかないという作者からのメッセージなのか?

いつまでも子どもの純粋さを忘れないで!と言いたいのか?

・・・確かに作者はある意味「永遠の子ども」のようにも見えるが・・・(笑)





□・△・○(四角・三角・丸)

「真悟」が初めて意識を持った時、□(四角)になる。

(四角)・・・「コンピューターはただの四角だ・・・!!」「縦と横だけの四角に、意識などない!!」「通信衛星も四角だろうか?コンピュ-ターは全部四角なのだろうか?」

すべてのコンピューターにつながった時、△(三角)になる。

すべての情報を知り、毒のおもちゃを組み立てたのが自分だと知る。

「人は急いでいる!!人は焦っている!!人は何かを感じている!!」

・・・この言葉、人が急いでいる、焦っている、感じているものは何だろう???「漠然とした不安」といったものを作者は言っているのだろうか?・・・人類への警鐘なのか?

「なぜ、わたしは毒のおもちゃを組み立てたのでしょう?なぜ、人はそれを使うのでしょう?なぜ?なぜ?なぜ?」

・・・「真悟」はこの疑問に答えを出せない。

そして、自分とつながった軍事衛星の意識のなかに「ものすごい悪意」があるのを発見する。

「間違った進化をとげた、異形の悪意だ!!」・・・そこで初めて「真悟」は答えらしきものを出す。

「あれは、わたしの心の一部なのだろうか!?わたしが造り出したものなのだろうか!?」

限界に達したコンピューターから、人間の脳につながり、○(マル)になる。

「わたしはマルになった!!わたしは、マル。全てを知った!!」

「この世の全てのものを、わたしは知った!!」

「なぜなら・・・・・・わたしは、地球。わたしは地球!!すべてのものは、わたしの一部!!」

「真悟」がマルになった、その日、世界中で死んだ人間の全てが、行きかえり、死んだ生き物の全てが蘇ったと・・・・・・いいます。」

・・・何故?「真悟」が何でも出来るという事を表現しているのか?

四角から、三角、丸と進化しているのだが、これは大いに納得。

四角は縦と横のみで不安定な形。

三角は斜めが加わり安定した形。

そして、丸は究極の安定形。

これ以上何も言う必要はありません。





悟が、引っ越した後、やって来た家族。松浦一家について



火事>>>となりに「水をくださいっ!」と駆け込み、「タバコの火がっ!!」「外から帰ったら・・・・・・!」「タ、タタミに!!」と叫ぶ妻。

夫婦で必死に火を消すが、布を掛けて中の見えないベッドの中から、「わたしを殺さないで!!」という声が聞こえて来る。

・・・この夫婦は我が子(美紀)を殺す為火をつけたのか?

ここで、夫婦が「美紀がしゃべったっ!!」と驚いているのは、今まで一度もしゃべらなかったという事か?

そして、美紀が「真悟」と電話でしゃべり出すが、そこで初めて、美紀が動くことも食べることも、見ることも聞くこともしゃべることもうまくできないことがわかる。

「わたしはあなたとお友だちになりたいの。」としゃべる美紀の横で涙を流す両親。

一度は、火をつけて殺そうとしたかもしれないが、本当は我が子を愛していることがわかる。

その後、真悟がやって来て、美紀としゃべった後、父親が「う、うそだっ!!こっこんなことが・・・・・・!!こんなことがあるはずがないっ!!」と叫び、ベッドの上の布をはがすと・・・そこには何もない・・・???

「ベッドの上には何もあるわけがない!!あるわけがないんだっ!!」

「もういるつもりはやめるんだ!!」

「あの子が死んだのは、もうずっと前のことだ!」

・・・と言うのだが、これはどういう事なのだろう?9巻でたんすの中に隠されているのがわかるし、母親の「あの子は・・・死んでしまっていないんだから・・・・・・私達でさえ、そう思い込んでいるくらいだから・・・・・・」という台詞で生きていることがわかる。

・・・では、父親が布を取った時、何もなかったのは何故か???

これは楳図ワールドだということを、思い出さねばならない。

おそらく、ベッドの上には美紀が存在しているのだが、父親の「死んだ」という思い込みから見た視点で描かれている為、ベッドの上には何もないのだ。







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<同じ作者による別の作品の感想>



「おろち」 http://blogs.yahoo.co.jp/o_tkasm777279/2514329.html

「漂流教室」 http://blogs.yahoo.co.jp/o_tkasm777279/2514160.html

「洗礼」 http://blogs.yahoo.co.jp/o_tkasm777279/2514246.html

「神の左手悪魔の右手」 http://blogs.yahoo.co.jp/o_tkasm777279/2533722.html






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