楳図かずお (赤んぼう少女)
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忙しかった時もありましたが、今はゴロゴロしています。
フト気がつくと、もう一週間以上もブログ記事の更新をしていない!!
あらら~~!
別にネタがなくなった訳ではありません。
まだまだ記事にしていない漫画が家の中に山ほどありますし、
相変わらず買ってますので、少しずつ増えてますしね。
・・・と言う訳で、久々の更新は夏にふさわしく<赤んぼう少女>で~す。
(1967年 週刊少女フレンド)
これはリアルタイムで読んでいた。(歳がバレルので計算しないように・・・!)
怖い!実に怖い!!めちゃくちゃ怖い~~~!!!
・・・という印象のみが残っている。
”タマミ”という名前を聞いただけで恐怖を感じていた。(全国の”タマミ”さん、ごめんなさい!)
・・・で、何十年ぶりかに読んだこの作品、怖いより<哀しい>という印象の方が強かった。
この文庫版の最後に楳図かずおと大槻ケンヂの対談があって、
大槻ケンヂは
怪物の悲哀、ですよね。
たまに女の子めかしてお化粧するんだけど、
そうするとばかにされて・・・・・・。
やっぱり私は怪物だったのよ、ちゃんと怒らなきゃ、人々に不幸を与えなきゃって、
自分を怒りに持っていきますよね。
(中略)
タマミちゃんは醜いということが、いちばんの自分のバネになってますよね。
チャレンジ精神がある、とか・・・
一見、褒めているように聞こえるが結局はバカにして笑ってるように思える。
ま~、これは実話でもないし、単なる<漫画>なんだから大いに怖がるか、大いに笑って楽しむというのもひとつの方法ではある。
しかしね~、この歳になってこれを読むと
タマミが、健気で哀れに思ってしまうのだ。
化粧をしては似合わないことを自覚して涙を落とし、
葉子がハンサムな高也と仲良くしているのを見てはくやしくてひとり涙する。
井戸の底はタマミが泣きにくる秘密の場所だし、
そこには醜い自分の姿を焼ききって死のうと思って濃硫酸も置いてある。
最期には母の腕の中で、
「タマミは悪い子でした
心で思っていてもいつのまにか悪いことばかりするのです・・・
葉子さんにひどいことばかりしたので
ばちがあたったのです
わたしがいなくなっても葉子さんが・・・・・・
タマミのかわりに・・・・・・」
・・・と言って息をひきとる。
タマミって、めちゃくちゃ<良い子>じゃないですか!!!
普通の姿だったら、良い子でいたと思うと非常に哀れに思う。
あの顔が<怖い>ただひたすら怖い漫画だった~~~!と、
思っていたこの何十年間。
タマミにちょっと悪いことをしたかな~~~??
でも、いくら醜い姿でもしていいことと悪い事がある。
おとうさまの首を絞めてよろいの中に入れたり、
医者の首も絞めてるし・・・
やっぱり怖いよ、タマミは・・・。
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<同じ作者による別の作品の感想>
「漂流教室」 http://blogs.yahoo.co.jp/o_tkasm777279/2514160.html
「おろち」 http://blogs.yahoo.co.jp/o_tkasm777279/2514329.html
「わたしは真悟」 http://blogs.yahoo.co.jp/o_tkasm777279/2533310.html
「洗礼」 http://blogs.yahoo.co.jp/o_tkasm777279/2514246.html
「神の左手悪魔の右手」 http://blogs.yahoo.co.jp/o_tkasm777279/2533722.html
ロング・ラブレター~漂流教室~のファンたちにとって絶好の経典コレクション


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